2020年07月08日
地髪結日本髪と道具の必要性

いろんな仕事に置いて専用の道具が必要です
地髪いの日本髪も昔ながらの道具を使います。

「こんなにいるの❔」
「独自で端折って真似すれば良いか。。」
なんて思うかもしれないくらいな専用道具があります。
写真はほんの一部です。
これに毛やら、鬢付け油、コテなど沢山あります
正直仕上がりに関しては、お客様が満足頂ければ結果はオーライなんですが、
技術者からするとこの道具達知れば知るほど面白い
昔の人の知恵と蓄積された経験でこの形なんだなって物が沢山あります。
櫛が一番沢山の種類があります
前髪用、鬢用、髷に使う用、髱に使う用
その中でまた派生して 大きくとける用と表面用
面白いことに専用の部分の角度、長さ、太さ、硬さになっていて理にかなっています。
私も初めは値段高いし、そんな使わないし、値段がなーなんて思っていましたが、
「専用使わないとこの角度は無理だ」
など使ううちに道具の大切さに気づきました。

理由があって、この形になって、使う場所はほんの一部
奥が深い。。。
今のニーズには合わないかも知れない・・
流行りでは無いかも知れない・・
けどそういう道具の成り立ちや歴史を勉強すると、今に活かせることがある。
温故知新という言葉がとても日本髪は当てはまるなと思います
一生物にはなるので、長く付き合って行こうと思います
