2020年07月13日
地髪結日本髪を結っての七五三

皆さんは七五三の思い出って残っていますか❔私は、3歳の七五三今でも覚えています。
草履が歩きにくくて歩きにくくて、大変だったのを今でも覚えています
最近の七五三は、お母さんや親戚の昔に着たお衣装を着る子もいれば、
古典柄では無い可愛いデザインの着物を来てお参りや写真撮影をする子もいます
一人一人個性あふれるチョイスは、お支度を手伝う身としても、微笑ましく感じながら、いつも
お手伝いさせていただいています

さて、今回は七五三の髪型についてです
洋髪のフワフワヘアーする子もいれば、日本髪の子もいます
私は七五三の日本髪を結う時は、舞妓さんとそのまま同じ髪型
もしくは、舞妓さんの髪型と今風の結い方の日本髪の間にするかのどちらかにしています
その理由は、三歳さん七歳さんの歳は髪のの長さと量が絶対的に足らない子もいる
舞妓の髪結いの方法は、専門の道具を使います
大きさが一律なので、小さい子の頭の大きさには向いていない物も多々あります。
コテ当てや鬢付け油は舞妓さんの日本髪の髪結いと同じ様にして、他を新日本髪の結い方で行って行きます
ポイントで押さえて結いあげていくので、見た目は本当の日本髪と同じでその子の顔のバランスに合わせるので、
とても可愛らしいけれども、ちゃんとボリューム感のある日本髪に仕上がります

京風の引き鬢の可愛らしさもありつつも、きちんと結えます
七五三の飾りも結構な大きさです。
結い終わり、多分感じたことのある美容師さんはいらっしゃると思います
どこに簪をさすのか。。
飾りが大きすぎる。。と
違うんです。全体的に日本髪が小さい仕上がりになってしまっているんです
着物を着る前より先に基本的には、髪の毛とメイクを仕上げます
その時にしっくりきてしまっていると、着物を来た時と飾りの簪類をつけた時に 「あ・・」
となります。
私でも、髪だけ結いあげただけだと、大きな〜頭。って思います
けれども簪をつけると不思議と、ハマった感があります
どうしても、美容師さんでも年に何回かあるか無いかの髪型です
気持ちはわかります。
お客さまは、事前に日本髪をご希望の時は前もって予約の際に日本髪したいというのをオーダーする
ことをオススメします

こちらに写真は3歳さんの日本髪

こちらは7歳さんの日本髪です
大分髪のボリュームも増えてきた7歳さんですとしっかりとした日本髪を結いあげることができます
3歳の時には個人的には可愛いですが、髪の長さ的に厳しい時が正直ございます
そんな時は、無理せずに新日本髪にしたり、ふわふわの洋風スタイルでも良いのかなと思います
7歳さんになると、長さがあれば大概の子で結いあげることが可能なので、そに時の楽しみにしておくのもありなのかなっとも思います
どちらにいたしましても、可愛いですよね
髪飾りについてですが、3歳さんと7歳さんでは、飾りの大きさも異なります
お持ちであれば、その飾りがどちらの歳ようなのかも事前に問い合わせして、確認しておくとなお良いと思います
その年齢にあったものを仕様できると、よりしっくりきますよ。
ここで当日の注意事項
お子様って、やはりぐずります
疲れたーーー帰りたいーーー泣ーー涙ーー
足痛いーーー眠いーーー機嫌悪くなってきたーーー
これ普通です
毎度どれかには、なっております
そんな時は私は一緒に遊びたいので、一度遊びに徹してメイクは落とせますし、自分で顔にポンポンして見てー
な感じで、和気あいあいと支度させてもらっております
ママさん、パパさんんからして見たら、気がきでは無いですよね
事前に用意しておくものとしては
その子のお気に入りのグッツ
お菓子
いつも履いている靴
すぐに着替えれる服
無理な時間では無い予約時間
支度場所から移動の距離を短くする
そのまま手ぶらで、お参りや支度に来ると、大変なことになってしまうので
一瞬だけ、きっちりした状態のお写真なり、お参りができたらもう満点です
大人でも、履きなれない草履は痛いし
紐もたまにキツイ
帯があって車の乗り降りはしにくい
それも思い返すと良い思い出にはなるのですが、当日ではもうもうもうもうーーー必死
子供の着崩れ、途中で靴に履き替えるのも、ありなんでは無いのかなって思っています
着崩れに関しては、着付けの際にかなり気をつけております。
タオル補正などもしますが、ただ巻き付けるのではなく、ベストタイプのようなものにするなどの対策はしております
どうしても、暑さ対策だけは着るものの量を減らせないので、寒さには対応できますが暑さが逃げられ無いので
お参りの気候などは事前に大丈夫そうな気候でのお参りやお支度をお勧めいたします
私は、よく出張でお支度に行かせていただくのですが、知っている場所だと子供さんは大体安心しております
ぐずりも少ないですし、朝の皆さんの支度時間の短縮にもなります
朝ご飯も食べれますし、支度に時間かからない方や、ご兄弟はギリギリまで寝ていたりしていますよ
そんな光景も「あの時は、こんなだったよね」
「朝から大変だったよね」
と笑い話や、思い出話になることと思います
最近は、スマホがとても便利になり写真をスマホで撮影するのみ、データで残して写真は印刷しないと言う方も多いのでは無いでしょうか
私は大切な思い出の記念日の写真は印刷したり、アルバムにしたりとアナログな方法で保存しております。
何回も見るか?
と言われるとそんなには見ないのですが、ここぞと言う時
見返したいなーっと思った時にすぐに見返して、誰かと一緒に見てその時間を共有できる大切なツールになります
記憶に留めておくっていうのが一番大切なのですが、なかなか人って忘れてしまうし、自分の子供の頃の記憶って案外覚えて無いですから
写真んというツールで残しておくのがお子さんの記念日には良いかと思います
私自身が、写真は今を楽しむ為のものではありますが、これからも楽しめて、気持ちや感情を思い出させてくれるもの
だから大層高いアルバムになんかもする必要ないし、せめて印刷してファイリングして欲しい
アルバムの場合の利点は、写真一枚一枚だと区切りがわかりずらかったり、見るときにごちゃごちゃになりやすいですが、アルバム
だと一つ区切りにまとまっているので、後から見やすく見るときに共有しやすいです
保存しておくときも、濡れてしまったりしたら流石に痛みますが今のアルバムは、デジタルアルバムですので、劣化がとても少ないように思います。
データのみで残すと、データが飛んでしまったり保存先のPC の故障などもありますから
せめて大切で、これっていう家族写真や主役写真だけでも、印刷なりアルバムなりにしてあげることをオススメいたします
私自身、自分の小さい頃の写真を実家に帰った時に見直すと、笑いが込み上げてきたりしまう。
すっかり忘れていた記憶とかも思い出されてきて、それと一緒にその時乗っていた父の車やおばあちゃん宅とか、食べていたお菓子
とか色々と思い出したりしています。
けれど、普段に日は忘れているんですけどね。
思い出ってそんな感じのものでも良いのかなって思っていたりしています
これもまた経験と体験としてお金と時間をかけてくれた両親に感謝ですね
自分も経験になること、体験できることにはお金をかけて投資として考えるタイプです
そんなところは親譲りなのかもしれませんね
良いところは、活かしつつ私自身も日々の仕事で関われるかたの思い出の一つとして、その時間に関わらせてもらえていることが本当に幸せと
思いながら楽しい毎日と、楽しい仕事時間ができることが何よりも幸せですね
